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当事者だからガンの本を読んでいろいろ考えた!

ガン関連本
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がん(肉腫)になって読んだ本

百万回の永訣―がん再発日記

百万回の永訣―がん再発日記 (中公文庫) 〈柳原和子〉

「がん患者学」(未読)の著者による再発日記。

多くの場面で感覚が違いすぎ、理解が及ばず…

一般人には望めないであろう人脈と経済力で、納得の治療に突き進む著者。

多くの医師を巻き込み、あまりにも右往左往する姿に息が詰まる思いで読み終えた。

彼女が、巻き込める程の関係を多くの人と結んでいたという見方もできるが、別の視点からは「がん患者学」の著者である事に医師がある緊張感を持って対応したというふうにも思える。

医師や治療法を選べる立ち位置、遠方へ治療に通える経済力、彼女を励ます友人など羨ましい環境ではあるが、一方であまりに激しい生への執着心が気の毒に思えた。

ホリスティック医学入門 -ガン治療に残された無限の可能性

医学入門 -ガン治療に残された無限の可能性 〈帯津 良一著〉

ホリスティック医学という考え方を知る事ができた。

病気の悪いところを部分的に見るのではなく、体を全体的な視点で捉え改善していくというもの。

狭義の治療だけでなく、代替治療や環境までも含めて考えていく。

穏やかに且つ果敢にガンと対峙できる病院の院長でもある。

粗食のすすめ

粗食のすすめ 〈幕内 秀夫著〉

病院などで食事相談を担当。
「肉はスタミナ源、牛乳を摂らないと背が伸びない」など、鵜呑みにしていた栄養の知識が、意味のないものと書いてある。

鵜呑みにして良いのか、わからないけれど、説得力のある内容。

健康を維持するために、本当に必要な食物とは何か…そのイメージを持つことができた。

過食や栄養過多は普段も感じている事なので、食の考え方は近い気もしている。

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がん患者は玄米を食べなさい―科学が証明した「アポトーシス&免疫活性」のすごい力

がん患者は玄米を食べなさい ―科学が証明した「アポトーシス&免疫活性」のすごい力 〈伊藤 悦男著〉

癌患者の食事療法といえば「玄米」だけれど、その意味がわかっていなかった。

単に白米より栄養豊富、くらいの認識。

玄米には、ガンのアポトーシス(細胞の自滅死)を導く成分がある、という科学的な話。

癌治療と結びつけるだけでなく、基本的な健康維持にも役立つ。玄米食にして、その美味しさに驚く毎日。

あなたの癌は、がんもどき

あなたの癌は、がんもどき 〈近藤 誠著〉

転移・再発する癌と、それ以上の進行を見ない癌は全く別ものという考え方。

生命を脅かさない「がんもどき」を検査で見つけたり、過度の治療を行う事で、余計に寿命を縮めてしまうというユニークな意見。

データを元にした解説には説得力もあるが、そんなに単純なモノだろうか?という疑問が残る。

著書には同業の医師からも多く批判の声が上がっている(今の治療を否定する部分が多いので、当然か)。

中には、データの読み方や比較の内容が間違っているという理論的な反論も…。

ただ、抗がん剤を拒否した私としては、後押ししてもらった気分ではあるけれど…。

でも、やっぱり信じ切れない思いは強い。

「百万回の永訣―がん再発日記」の著者、柳原和子さんも文中で、近藤誠医師との繋がりを示しながらも、受診に至っていないと書いている。

相当にがんを勉強した柳原和子さんが、万事休すという時も普通の治療を求めているわけで…。

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がん放置療法のすすめ-患者150人の証言

がん放置療法のすすめ-患者150人の証言 〈近藤 誠著〉

信じ切って良いのかどうか、その判断とは別に、がん患者(私)の気持ちをラクにしてくれる一冊。

抗がん剤治療を断り、もうこのまま無治療で行こうか!と思ったりしている。

その場合、検査(今は毎月)する事に意味があるか?という迷いが…。

はなちゃんのみそ汁

はなちゃんのみそ汁 〈安武 信吾・千恵・はな著〉

安武ご夫妻の感性と違い過ぎる私には必要のない本だったよう。

治療の過程で知った食事療法への傾倒、医師および謎のブラックジャック氏への情緒不安定な対応など、読み進めるのに苦痛を感じた。

自分がどう病気と向き合いたいか、進行していく闘病生活をどう過ごし、医師に何を求めるか…をまず考えたい。
もう、決めているけど…!

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がん関連の本を読んで、で…

結局、本を読んでもそれほど自分の考えはかわらなかったです。

やぱり元々の気持ちの中にがんのイメージは決まっていて、だから治療方法の選択もそれに沿う、つまり何も変化ナシといった感じ。

ただ、本を読むことで、自分の考えがはっきりしたとは思います。

それは多分ものすごく良いこと、これからもし再発の言葉がでても、しっかり受け止める土台が見えている…そんな風に思えます。

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